おはようございます
池田です。
さて、土曜日からの続きです。
「心に残った先輩の言葉」
私が初めて大会に出たのは、かれこれもう20年近くも前。
カクテルコンペ強豪店に勤めていて、
初出場の大会から、なんとなく結果を残してきた私。。。
実は身体能力低すぎ、根性無さ過ぎのダメっ子でした😞
言われた通りに出来ない(体の動かし方がわからない)、怒られると泣く。
怒られすぎると体が萎縮して、余計に失敗する。
今思えば本当に厄介な奴でした。
師匠や先輩にビッチリ指導をしてもらい、
泣きながら練習して、
ライバルにも恵まれて、
初めて挑んだ「大阪北支部大会」という大会では優勝をすることが出来ました。
それから5年ほど、いくつかの大会に出場をし
表彰式で名前を呼ばれないことはありませんでした。
心の中にはカクテルコンペへの苦手意識は残したまま、変なプライドだけは身につけていきまた。
そして、初めての全国大会。
大したミスもなくやり切った割に、箸にも棒にもかからない結果。
どういう事か分からなくて、唖然としました。
悔しい
情けない
申し訳ない
恥ずかしい
大会後の打ち上げではいろんな気持ちが入り乱れていました。
その時にかけてもらった言葉
「池田、お前は不器用やし、センスもない。
でも、誰よりも頑張れる力がある。
頑張ることができるのも才能や。
センスもあって頑張れるやつがおったら、
そんなん、世の中イチローだらけになってまうで。
だからお前は誰よりも、もっともっと頑張れ。」
これを言われた途端に急に涙が溢れました。
それまでは先輩の前でヘラヘラと笑っていたのに、涙が止まりませんでした。
コンペに対しての苦手意識を隠しがら、
頑張って「勝って当然」のように振る舞っていた私は、ちゃんと見透かされていました。
この言葉は本当にずっと心に残っていて、
のちに「アルディ」という店名の原点になります。
今でも挫けそうになると思い出す言葉です。
この言葉を言ってくださったのは、とても厳しいことで知られていて結構(お客様も含めて)皆んなから恐れられている方でした。
力がある故に賛否の分かれる方ですが、私は今でも大好きで、尊敬する先輩です。
この言葉をかけてもらったのがキッカケになっているのかも知れません。
長くなりました。
でも、まだ続きます😳
ではまた明日!!