BARHardi ブログ本店

北新地にあったバーアルディの本店です。実店舗は閉店したので、再開の日まではこちらが本店になります

技法その①

こんにちは

池田です

 

 

 

昨日は所用もあり、北新地まで行きましたので

店に寄ってスタッフみんなで乾杯🥂しました。

シャンパン2杯、ハイボール(薄め)1杯飲んだだけで、なんとなく今朝は体が重くて頭が痛い😭

虚弱体質か…!

日々の鍛錬を怠ると、身体はすぐに鈍ってしまうわ😂

鍛錬せねば、鍛錬!!

 

 

さて、ずっと前からいつかブログに書こうと思っていたのですが

長くなりそうだったので控えていたネタ。

 

 

カクテルの技法について、私なりの考えです。

なんとな〜くイメージを持っているのですが、

明確に言葉にしたことがないかもしれないと思い…。

長くなりそうなので、何回かに分けて書くことにします!

 

ご承知の通り、カクテルの技法というと、

メジャーなところで4パターンあります。

・ビルド

・ステア

・シェイク

ブレンド

他にもスローイングやスワリングなど、いろいろあると思いますが、今回はこの4つ、

ブレンドはブレンダー(ミキサー)で混ぜるものなので、

人の手でつくる、その他の3つの技法について。。。

 

 

ビルド

ビルドはbuildです。

グラスに直接材料を注いでいき、グラスの中で混ぜるというもの。。

大体、普段口にするカクテルはこのビルドのものが多いのではないかしら?

ハイボールジントニックソルティドッグとかビアカクテルなんかも。

 

個人的なイメージとしては

"初対面の人同士が、どんな感じで仲良くなれるのか"

的なところが重要だと思っています!

 

バーテンダーは、言わばその

橋渡し的な役割だと…。

 

 

ジントニックハイボールについての私の考えについては、以前書いたことがあったかも知れませんが、

いかに違和感なく、

いかに騙し騙し、

いかに素早く、効率よく

ことを運ぶか。

 

アルコールや炭酸の有無、比重や糖度の違いのあるお酒やジュース・清涼飲料などを

あれよという間にひとつのグラスの中に集結させて、気づいたら手まで繋いでたよ😳

って状況に持っていきたいのです!

(あくまで、手を繋いでるとか腕組んでる程度の距離感まで)

 

その程度の距離感まで、っていうのがビルドの良さだと思ってます。

そして、「だいぶ仲良くなってきたな!」ってくらいで飲み終わって欲しい🤣

モノにもよるけど、

ピーク超えるとダレてくるのよ、今度は。

 

 

いかにこの距離感まで持っていくかが

バーテンダーの技量とこだわりだと思っている。

 

 

そして、逆に

全然混ぜたくないカクテルもあるんです。

材料をグラスに入れて、

ちょこっとだけ混ぜて終わり。

 

液体同士のグニャッとした混ざり合いごと

口にして欲しいなぁ、と思うカクテル。

ラスティネイルとかゴッドファーザーとか。

 

 

同じお部屋に入れて

扉を閉めて

後は本人たちが自然と仲良くなっていく、

その過程を楽しんで欲しいのです。

そういうものって、元の材料同士の相性が良いんです。たぶん。

 

ちょこっとしか混ぜないので

初めはぬるいし、キツい。

けど、そのうちに

氷が溶け出し、液体が冷え、

グラスを傾けることで徐々に混ざり合って

口当たりも良く飲みやすくなっていくのです…

ロマンチック〜!!

 

 

そういうカクテルを

あらかじめキッチリ混ぜてしまうのは

何となくお節介のような気もするのですよね〜😌

 

 

まあ、それはそれで美味しいですけどね。

全ては好みの問題で。

 

 

あくまで個人的考えなので、

贔屓のバーテンダーさんとはご意見が違うかも知れませんが

悪しからず…

 

 

 

語り始めると止まらないので、

この程度、さわり程度で終わります。

 

 

 

 

次はステアについて書こ。

 

 

 

 

ではまた!