こんにちは
池田です
最近、愚痴っぽいことばっかりブログに書いてるな〜、と反省をし
たまにはカクテルの話題でも書こうかと思ったので
タイトルの通り、
「私の好きなカクテルランキング」
について…🍸
私がバーテンダーを志したのは21歳のころ。
その頃は「カクテル」というと"カッコいい"ものでした。
色が綺麗でグラスがオシャレで…
味わいの奥深さなんてものではなくて、見た目の美しさなんかに惹かれていました。
北新地で働くようになり、本格的にカクテルの勉強(修行)を始めると、カクテルは"カッコいい"だけのものでは無くなっていきました。
絶妙な味わいのバランスや
つくり手による味の違い、
ベースのお酒の個性やカクテルそのものの個性、
そんなことに夢中になっていきました。
自分がカクテルをつくるのはもちろん、
色んな方の色んなカクテルを飲ませていただきました。
で、そんな私、20代後半の頃には
好きなカクテルが5つあったのです。
・ダイキリ
・マンハッタン
・ジャックローズ
食べ物でもそうですが、好きなものに順位をつけるのって難しいですよね…😅
基本的にカクテルはなんでも好きなんですけど
その中からさらに好きなもの、というと
↑の5つに絞り込んでいて、
その時々によって
「今はホワイトレディがブーム」
みたいな波がありました。
(ブームの時にはそのカクテルばっかり
つくったり飲んだりしてました😋)
で、それからさらに5年ほど経って、
5つのカクテルは3つに絞られていきました。
・マンハッタン
もちろん、外れた2つのカクテルも大好きなんですが、この3つのカクテルは味わいが奥深くて、個性の出方が様々で、
同じカクテル名でも全く味わいが違ってくる、
そんなところが魅力でした。
そして今…
ついに私の中で不動のNo.1が決まったような気がしています。
お分かりでしょうか…
そう、私が今、1番好きなのは…
マンハッタンです!!!
色んな方とマンハッタンについて話す機会があったり、自分自身の中でのイメージが最も明確であったりしたからかも知れませんが、
マンハッタンは飲むのもつくるのも大好きです。
同じマンハッタンでも
ドライなもの〜スイートなもの、
冷たいもの〜ぬるいもの、
つくり手によって色んな個性があります。
もちろん、自分がつくるときには味わいのイメージは定まっていますが、
飲むときは別で、どんなマンハッタンでも
美味しい…💕
もう、好きすぎて。
ちょっと話がそれますが、
カクテルって言うのは基本的にはどんなものでも美味しいと思っています。
美味しくないカクテル
=(イコール)
気持ちの入っていないもの
気持ちが込もっていれば、
上出来・不出来はあっても不味いものはないと思っています!
以前、取材していただいた記事
↓
粋なおとなが集うバーVol.4 大阪「バー・アルディ」「バーヒラマツ梅田」│観光・旅行ガイド - ぐるたび
マンハッタンのことも話しました。
今でもこのニュアンスは変わらず私の中にあります。
ジャガイモで例えると
フォアローゼスのマンハッタン→メークイン
ジムビーム ライのマンハッタン→男爵
という感じです。(ビジュアル的にもね)
ただ、残念なことに
この取材の少し後に世界的なウイスキーブームが訪れて、バーボンウイスキーさえも品薄に。
フォアローゼスも一旦出荷を停止しないといけないほどに追い込まれました。
その後、再出荷されたフォアローゼスは
以前のものとは全く違った味わいになってしまっていて、
今はフォアローゼスとライウイスキーを合わせてベースにしています。
「おすすめのショートカクテル」
「マスターの好きなカクテル」
「つくりたいカクテル」
なんて曖昧な注文をされると、
ついマンハッタンをチョイスしてしまいます。
つくっていて楽しいし、
少し多めにつくってご相伴にあずかったり…😋
うん、飲みたくなってくる。
マンハッタンのこだわりについては以前書いたことがあるかもしれませんが
近々また書きます。
↑ケンタッキー州で飲んだマンハッタン!
ではまた!