BARHardi ブログ本店

北新地にあったバーアルディの本店です。実店舗は閉店したので、再開の日まではこちらが本店になります

普通とは

こんにちは

池田です

 

 

今日は公園で

息子も何度か遊んだことのある子供たちと会い、

子供同士は遊び、母同士はおしゃべり。

 

途中、子供たちの空気がギクシャクする事もあり(うちの子が原因でしたが…😢)ましたが、最後は笑顔でお別れできました。

 

それにしても、生まれ月は違うものの

3人とも3歳。

全員が長子(1人目の子供)でしたが、

それぞれ違うな〜、と痛感。

体の大きさや性格が、

というよりは、各家庭の普通が違うな、と。

 

もちろん、

それで他所の家庭がおかしいとかは

全く思わないです!

 

 

うちでは息子がほとんど野菜を食べてくれなくて困っています。

「子供の野菜嫌いは普通」

なんて意見を聞いたり見たりして、少しホッとしたりしていましたが、

真逆の子もいて

野菜ばっかり食べて肉を食べてくれない、

なんてお悩みもあったりして。

 

 

 

私、

前々からこの普通という言葉って

とっても曲者だと思っていたので

あまり使わないようにしていたのですが

最近そのことをちょっと忘れていました。

(んで、さっき思い出したんですけど)

 

 

そもそも私がこの普通という言葉に違和感を感じたのは20代の頃。

勤めていたお店で、後輩にお料理の仕込みを教えていたときのことでした。

 

私が説明しながらつくり、

後輩はそれを見ながらメモを取っていました。 

 

私「ニンニクは芽をとって軽く刻んでから入れる」

後輩「はい。(メモメモ…)」

私「それからアンチョビを入れる」

後輩「はい。(メモメモ…)」

 

まあこんな、よくあるやり取り。

 

そして、次の仕込みの時にはその後輩にやってもらいました。

仕上がったペーストをマスターに味見してもらったところ…

 

マ「全然味が出来てないやないか!!

池田!何を教えたんや!!!」

 

と、大層怒られてしまいました、、、

 

決まった材料をフードプロセッサーに入れて

混ぜるだけ、なんて簡単な仕込みなのに

なんで!?と思い、後輩のメモを見ると

「ニンニクの芽をとって軽く刻んでから入れる」

と書かれていた。

 

 

 

芽を入れるんじゃねーよ!!!

 

 

 

芽を取り除いてから

実の方を刻んで入れるんだよぉ……!!!!

 

 

その時、私は後輩に向かって

普通に考えたらわかるやろ!?」

と言ったのですが、よく考えたら

やったことない人に対して普通も何もないわなぁ、、、と。

 

後輩に任せたきり、現場を確認していなかった私が悪かったのです。

(もちろん、仕込みの時に私の手元をちゃんと見てなかった後輩もちょっとは悪い)

 

その仕込みはパーになってしまったので、翌日改めて私監視の元で作り直しました。

 

 

この出来事以来、迂闊に普通を使わんとこう

と思ったのです…

 

 

 

生活習慣の中で作られていく、それぞれの普通。

違和感がストレスになることもあるかも知れませんが、その違いを楽しめると良いですねぇ。

 

 

目玉焼きには何をかける?

なんて、各家庭の普通の違いを比べるのも楽しいかも。(地域性もあると思う)

 

ちなみに私は

目玉焼きにはお醤油派です✨

(こういうの、話し出すと長くなる)

 

 

 

こんなネタは

普通にええ酒の肴になるかと思います(自論ですが)

 

 

 

 

では皆様、また!